りんごのおはなし
りんごの魅力、再発見!!
全国でも、最も気候条件に恵まれた産地として知られる『羽山りんご』。
そのわけは、安心で安全な・美味しい・りんごを、作ろうという当園の情熱と、栽培技術にあります。
更に当園の蜜入りセンサで【レベル3以上】の本当に美味しい蜜入りりんごだけを選び出します。

蜜入りりんごの秘密Secret






りんごを切ると、まんなかに、まわりと少し色のちがう部分があります。それが「みつ」です。
でも同じリンゴの果実なのにどうして「みつ」ができたり、できなかったりするのでしょうか?
リンゴを作っている農家に聞くと、「木に成らせたまま、じっくり完熟させたからだよ」という答えが返ってくるかもしれない。だから、「完熟リンゴ」という名前で売っているリンゴだと、みつの入っていることが多いです。だけどもう少し説明しないと答えとしては不完全です。
糖度で示すと、みつの部分は13度ぐらいでちょっと水っぽい。
ところが、そのまわりは15度ぐらいあって、なめたときに甘く感じるはずです。「みつ」というわりには糖度が高いわけではないということです。
みつの正体はなにかというと、糖の1種の「ソルビトール」という物質です。
栄養を細胞に蓄える際にあふれ出たもので、これがあればりんご全体の糖度は高くなります。しかし、この部分だけを食べても甘くないのです。
りんごの選び方How to choose
果実の色
色の良くついたものほど甘みが強く味も濃い。
着色は鈍くても袋をかけない無袋りんごが甘い。無袋りんごは「サン○○」という愛称がついて販売されていることが多い。
青りんごと言われる黄色品種では、着色が黄色が強いほど熟度は進んでいる。ただし過熟なこともあるので注意する。
りんごはお尻を見て、地色が緑が少なく、黄色がかっているりんごが食べ頃である。
果実のかおり
りんごのかおりは、アルコール類(92%)エステル類(2%)カルボニル(6%)酸類(微量)である。果実特有のかおりはエステル類の種類と量による。
よく熟したものほど、特有の良い香りを出す。
熟し過ぎて、発酵臭を出すものは美味しくない。
果実の大きさ・重さ
様々な自然条件の中で栽培されるのであるから、毎年同じ大きさものが栽培されるとは限らない。
その年に栽培された中位のりんごがもっとも良い。
大きすぎるのは大味であったり、小さいのは甘みが足りない時がある。
同じ大きさでも、しっとりと重い(比重が大きい)りんごほど熟しており、蜜入りも多い。
打音とツルの見方
果実を指ではじいた時、はずんだ音がするりんごは新鮮であり、鈍い音がするのは、鮮度が落ちている。
ツルのみずみずしいのは新鮮であり、しなびているのは鮮度が落ちている。
1日1個のりんごは医者を遠ざける
栄養大観
まず第一にくだものは、ご飯やパン、肉や野菜とは栄養上別格のもので同じ物差しでは図れないこと、つまり自動車の走行活動にたとえると、走る力はガソリンによるが、くだものは潤滑油にあたる。
脂肪、たんぱく質がその役割をはたし、くだものの特性はそれの持つビタミン類やミネラルそれに有機酸という極めて微な成分が潤滑油の働きをしてくれるわけです。
血液をアリカリ性に変えるくだもの
果物を生のまま口にしたところ酸っぱい酸味があるので、つい酸性食品のように誤解されやすいですが、これは口で味わった場合の話で、くだものを焼いて灰のすると、その成分にはカリウム、ナトリウムなどのアルカリ土金属の元素が多い。したがってくだものはアルカリ性食品なのです。
消化呼吸した後は、前記のようにアルカリ性の成分が残りこれが血液を微アルカリ性にしてくれ、PH7.3~PH7.4の健康な血液にしてくれます。
血液がこうした微アルカリ性になっているとサラサラとよく流れ、先でつかえないから血圧が上げらない。
肺では酸素をよく吸着し、サラサラとして流れやすいので全体に酸素を配給して細胞が活性化し、老廃物をよく回収・排泄するので細胞が老化しない、といった事に役立つのがくだものの生食です。
りんごの持ち味
子供の頃、お腹をこわし下痢をした時「りんごのすり汁」を食べさせられた記憶はないでしょうか。
実はりんごに含まれるペクチンの働きによるものだ。
また、りんごがアルコールの解毒作用に効果があるというのです。
食べ方はなんといっても生が一番。皮ごと丸かじり、りんごは皮の近くが一番美味しいです。